『うごくメモ帳』を懐かしむ。
今日ではてなブログを利用し始めて4日目。まだまだ書きたいことが尽きない。ブログって楽しいなあ。
最近僕はこのはてなブログを利用する前に、もう一つはてなのサービスを利用していたことを思い出した。うごメモシアターだ。
うごメモシアターとは?
「株式会社はてな」が運営するメモ作品公開掲示板サイトです。
ニンテンドーDSi/DSi LLをインターネットに接続すれば、うごくメモ帳で作った自分の「うごメモ」をいろいろな人達に公開したり、公開されている他の人の「うごメモ」を見たりすることができます。
任天堂ホームページより引用
DSiに内蔵されているソフト「うごくメモ帳」で作った作品を他のうごメモユーザに公開することができ、気に入った作品には★(スター)をつけて評価をすることができるサイト。ユーザ層は、DSソフトであるため小中学生が中心。現在はすでにサービス終了しているらしい。
で、そもそも「うごくメモ帳」とは何なのかというと、簡単に言えば「パラパラ漫画作成ソフト」である。メモ帳代わりに使うのが本来の使用用途であるらしいが、何枚も書いたメモを連続再生させることで、簡単な動画を作成することができる。
任天堂ホームページより引用
このうごくメモ帳、通称「うごメモ」だが、こだわればこだわるほど奥が深いソフトである。なんと1作品最大999枚のメモを挿入でき、最大スピードであれば毎秒約40枚の速さでメモをめくる動画を作成できるのだ。また、DS内蔵のカメラを使用したり、録音機能を使ってBGMとSEを挿入したりして、作品を豪華にすることも可能だ。色々と制限はあるが、頑張れば以下のような大作を作ることもできる。
うごメモはてな 「黒のボス何人部下持ってんのよ。」100%さん
懐かしい。
僕自身も小中学生時代、この「うごメモ」にすごくハマった。DSとタッチペンがあれば簡単に作品を作れる手軽さから、当時の創作意欲をすべてうごメモにぶつけた。自分の作品にスターがついたときの喜びは今でも思い出せる。当時は家にPCがなくてYoutubeも知らなかったから、うごメモシアターが自分の中で唯一の動画投稿サイトだったなあ。本当懐かしい。
こんな僕の青春だったうごメモであるが、1作品仕上げるのにかなりの制限があった。絵を描こうにもペンの色は黒、赤、青の3色のみだったから、カラフルな絵は描けない。ましてやキャンバスはDSiのあのちっこい下画面だけだから、細かい絵を描くのは難しい。そしてBGMは最大1分間しか録音できず、そのBGMも音声ファイルから取り込むなんてことはもちろんできないから、DSのマイクで直撮りするしかなかった(これらはDSiに内蔵されていた時代のうごメモの話。今のうごメモは色々できるみたい)。
でもその限られた世界の中で表現されるうごメモの作品は、僕は好きだった。Youtubeや本場のアニメ動画に比べればそれらは確かに劣るが、うごメモならではの面白さがあったと思う。
また、うごメモで絵を描いたり動画をつくる楽しさを知って、クリエイターを目指していたり、実際にクリエイターとして活躍している人もいるんじゃないかなー、とも思う。うごメモは動画制作の超入門編として、うってつけのソフトだ。
そんなうごメモだが、現在は3DSで「うごくメモ帳 3D」として遊べるらしい!!なんかとびだしたりしてすごいらしい!!ぜひ遊んでみては!!!