栞の庭

ユキヒサです。岡山県出身。感想ブログ。

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あまり知らないバンドのライブに行ってきた話【Silent Siren】

先週の日曜日、あるバンドのライブに男二人で行ってきました。その名も「Silent Siren」、通称「サイサイ」というガールズバンド。皆さんご存知ですかね。

そのサイサイの全国ツアーが今開催されており、友だちに行かないかと誘われたのがきっかけ。正直サイサイのことはほとんど知らず、ファンでもないのに行くのは気が引けたが「知り合いにファンの人がいないから頼む」とのことだったので、一緒に行くことにした。

メンバーは唯一知ってた曲「チェリボム」のMV見る限り可愛いし、ファンになれたらいいなー、ぐらいの軽い気持ちだった。

 


【Silent Siren】「チェリボム」MUSIC VIDEO full ver.【サイレントサイレン】

 

 

で、意気込んでサイサイのアルバムをすべて借り、ひととおり全部聴いてみたのだが、そこで一つ悲しいことに気づいてしまった。このバンドに自分はハマれない。

もともと回りくどい、何度も聴いてやっと意味を理解できるような面倒くさい歌詞の曲を好む僕には、サイサイの歌うような甘い、まっすぐな歌詞の曲が合うはずがなかった。それにどの曲もサビが同じに聴こえてしまって、あまり印象に残った曲はなかった。

こうやって文句を言うのはお門違いだということはよく分かってる。そもそもサイサイは女の子の恋愛事情を歌うことを専門としているバンド。そういった曲を聴きたい人のためにサイサイはあるのだ。決して僕のようなおっさんに向けて歌っているわけではない。ここで僕が文句を言うのは「ステーキショップに行ったのにラーメンを出せ」と言っているようなものである。

でもボーカル「すぅ」の歌声は好きだ。サイサイの女の子らしい曲にとてもマッチしている。好き嫌い分かれる歌声だとは思うが、このすぅの歌声は他のバンドにはない武器になると思うし、彼女たちの一番の売りなのだろう。

 

そんなこんなで僕は結局、サイサイのファンになれないまま当日を迎えてしまった。申し訳ない。

会場には意外と男のファンがいた。というか、男の方が多い。てっきり女の子のファンの方が多くて、男のファンは少数派だと思っていたが、全然そんなことはなかった。びっくり。意外と女の子受けはあまりよくないのかも。

開場1時間前。来たからにはサイサイグッズを何か買わねば。悩んだ挙句、ギリ日常生活で使えそうなタオルを購入。

18時にライブはスタート。20時過ぎぐらいに終了した。

 

それでライブはどうだったのかというと、普通に楽しめた。

まず演奏が上手だった。僕は楽器については全くの素人なのでよくわからないが、力強い演奏で、聴いてて気持ちよかった。終盤になってもスタミナ切れとかは全く感じなかったし、ネットで書かれてた「下手」だの「弾いてない」ということはなかった。特にドラムがよかったかな。

それと僕は一つ勘違いをしていた。サイサイの曲は一人で黙って聴くようなものではない。ライブで彼女たちと一緒に盛り上がってこその曲なのだとわかった。キーボードのゆかるんが途中で演奏をほったらかして踊り始めたり、独特の振り付けだったり、ライブが盛り上がる仕掛けが曲中にいくつも仕掛けてあった。歌詞の意味だの深さだのはどうでもいい。盛り上がれば勝ちなのだ。ライブで盛り上がる楽曲を作る、それがサイサイのコンセプトなのだと分かった。

 そして、ライブを通して彼女たちの「熱意」と「努力」を感じることができた。メンバー全員が読モ出身だということもあって、「顔が良いだけ」とか「遊び」だとか心無い言葉を浴びせられることも多いと思う。でも彼女たちは音楽に対して本気だし、決して遊びなどではない。全力で取り組んでる。

まだメジャーデビューして5年目のサイサイ。これからサイサイがどういう進化をしていくのかとても楽しみだし、気にかけていきたい。

がんばれサイサイ!!